先日うちの愛猫りんが、朝早い時間に泡の混ざった液体を吐きました!
固形物は混ざっていなかったのですが、とても心配になってしまいました。
そこで原因を調べたところ、意外な事実がわかったんです!
猫ちゃんが泡を吐くときによだれも一緒に垂らしていたら、さらに心配になりますよね?
そこで今回は、猫ちゃんが泡を吐くときにはどんな原因があるのか?よだれを垂らしているときは大丈夫なのかをお話ししていきます。
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猫が吐く泡の正体はこれだ!
猫ちゃんが泡を吐くとき、その泡の正体が何なのか気になりますよね?
実は!泡の正体は胃液なんです。基本的に白い色をしているものですが、時に黄色っぽい時もあります。
その時は胆汁が混ざっていると考えていいでしょう。
胆汁とは肝臓で作られる消化酵素で、いったん胆のうという袋に貯められてから十二指腸に流れ込み、主に脂肪分の消化を助ける働きをしています。
猫が泡を吐くときはどこかが悪いの?
猫ちゃんが吐く泡の正体が「胃液」だということがわかりました。
でも、「泡を吐く」なんていうと何か悪い病気にかかっていないかと心配しますよね?
人間なら泡を吐いて倒れた!なんていうととんでもない病気が隠されていることが多いものです。
でも、猫ちゃんの場合は泡を吐いた後にケロっとしているようならば心配はいらないのです。
その一番の原因として考えられるのは「空腹」だからです。
この原因を知って、うちのりんが朝方に吐いたのも納得したわけです(#^.^#)
猫ちゃんが空腹になってしまう理由としては以下の3つが挙げられます。
1、エサの量が足りていない
キャットフードのパッケージには適切なエサの量やカロリーが記載されています。
その量は子猫や成猫、シニア猫によって違ってくるのできちんと把握しておく必要がありますね。
基本的に成猫の場合で「猫ちゃんの体重X80kcal」が必要といわれています。5㎏の猫ちゃんなら400kcalということになりますね!
これを3回に分けてあげるのなら一回当たりのカロリーは約133kcalということになります。
いつも適当に与えている場合は、1回分の量をしっかり計って猫ちゃんが物足りなさを感じない工夫が大切です。
2、エサをあげる間隔がかなり空いている
一日中家にいる飼い主さんならいいですが、働いていたり一人暮らしだったりなどで一日家を空けてしまうケースもあるでしょう。
その場合、朝あげたら帰宅した夜にあげるというパターンの1日2食になりがちです。
それだと夕方にお腹がすいた猫ちゃんが、泡を吐いてしまう場合も考えられます。
特に、ウェットフードしかあげていない場合すぐになくなる可能性が高いです。
そのため、ウェットとドライを両方あげるとか、自動給餌器などを利用するのも一つの方法です。
3、急にキャットフードの種類を変えた
猫ちゃんは環境の変化に敏感なので、今まで食べていたフードを急に変えた場合食べなくなってしまうことも考えられます。
基本的にキャットフードを新しいものに変えていく場合は、今までのフードに1割ずつ混ぜていくのが理想です。
また、キャットフードの種類によってグラム当たりのカロリーが異なっている場合もあるので、
今まで通り与えているのにカロリー量が足りなくなっていた!なんてことも考えられるのです。
新しいキャットフードに変えた場合、パッケージをしっかり見てカロリー量や、猫ちゃんの体重ごとに与える量などもチェックしましょう。
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泡を吐きながらよだれを垂らしているときは?
空腹が原因で泡を吐いているときには、エサを与える量や間隔を調整することで解決できることがわかりました。
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では、泡を吐いた場合で危険なケースはあるのでしょうか?
この場合、泡を吐いた後の猫ちゃんの様子、泡に何か混ざっていないかをチェックする必要があります。
特に、繰り返し吐く、泡を吐いた後ぐったりして元気がなくなっている時は要注意です!
特に下記の状態のときは、すぐにかかりつけの病院を受診するようにしてください。
●泡の色がピンク色・血液が混ざっている・・・この場合消化器官や内臓で出血を起こしていることが考えられます。
何度も吐いて炎症が起こっている場合は、それがさらに悪化する可能性があります。
●よだれを垂らしているとき・・・何か誤飲・誤食をしてしまって中毒になっている可能性も考えられます。
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また、逆流性食道炎などで食堂が炎症を起こしているときは、猫ちゃんがエサを食べたときの痛みによって、大量のよだれを垂らすこともあります。
その他、猫ちゃんが泡を吐くときにはてんかんの発作症状が出ている場合もあります。その場合痙攣や昏睡などの症状が起こる場合があります。
下記は猫ちゃんがてんかんを起こしているときの動画です。
猫ちゃんの苦しむ様子が映されているので、ご自身の判断でご覧ください。m(__)m
猫が泡を吐いた時の対処法
猫ちゃんが泡を吐くときには、空腹のときと中毒を起こしたとき、病気にかかっているときなどさまざまな原因があります。
空腹の場合はエサを与える量や回数を調整することで対処できます。
しかし、泡を吐くと同時にぐったりしていたり、血が混ざっていたり、麻痺したりしているときには危険な病気が隠れている可能性があります。
泡を吐いた後にケロっとしていて、すぐにエサを食べるようなら心配いりませんが、そのほかの症状が見られた場合はすみやかにかかりつけの病院を受診するようにしてください。
まとめ
猫ちゃんはよく吐くものなのだ、と認識していても、突然泡を吐いたら驚きますよね?
でもそんなときには大抵は空腹で胃液を吐いていることが多いので、慌てずに様子を見ながらエサを与えることで解決します。
しかし、泡を吐くのを繰り返す、血液が混ざる、よだれを垂らすなどの異常事態が見られた時には注意が必要です!
重篤な病気にかかっていたり、手遅れになったりすることも考えられるので、自己判断はせずに病院に連れて行ってあげてくださいね!
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