猫と赤ちゃんが一緒にいる光景は、とても微笑ましいですし癒されますよね?
でも実際に一緒に暮らしていると、猫が赤ちゃんに危害を加えないか?猫の病気が赤ちゃんにうつったりしないか?など心配が尽きません(/_;)
赤ちゃんは気になるものは何でも舐めますし、口に入れてしまいますよね?もし、赤ちゃんが猫の嘔吐物を食べてしまったらどうなるのでしょうか・・・。
そこで今回は、猫の嘔吐物を赤ちゃんが食べてしまったときの危険性や回虫について、その対処法などお話ししていきます♪
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猫の嘔吐物を赤ちゃんが食べてしまったときの危険性とは?
赤ちゃんも生後半年を過ぎる頃になるとはいはいを始めて、見たことがないものを見ると興味を持ち、とりあえず舐めたり触ったりします。
赤ちゃんの「誤飲」は毎年発生していて、死亡原因の第一位である「事故」の中のひとつにも挙げられています。
誤飲とはその名の通り「赤ちゃんが食べてはいけないものを食べてしまう」ということです。
誤飲の中でももっとも多いものにヒモやビニール袋、ボタン・ペットボトルの蓋、薬や化粧品などがありますが、猫ちゃんと一緒に赤ちゃんがいると「猫の嘔吐物」を間違えて食べてしまうこともあるのだとか!
家猫ちゃんならそれほど心配はいらないのですが、放し飼いやときどき外に出て行く猫ちゃんだと嘔吐物に危険が伴います。
赤ちゃんが猫の嘔吐物を間違って食べてしまった場合、考えられる危険性でもっとも気をつけないとならないのが中毒です。
●中毒の危険性・・・猫ちゃんが外に出ていた場合、外で何を食べているのかわかりません。また、室内飼いの猫ちゃんでも食べると危険な観葉植物なども存在します。
>>オリヅルランは猫ちゃんの天敵です!安全にオシャレに飾れるアイデアはコレ!
中毒になればもちろん猫ちゃんにも異変が現れますが、嘔吐物の中にも中毒性のあるものが残っている可能性があります。
また、赤ちゃんが嘔吐物を食べてしまったときの危険性として、寄生虫である回虫やトキソプラズマなどもあげられます。
主に、猫ちゃんの糞便の中に現れることが多いのですが、時に嘔吐物の中に吐き出されることがあるんです。
猫ちゃんの嘔吐物の中に白いそうめんのような細長い虫がいたら回虫の可能性があるので要注意です!
回虫とは?
回虫とは線虫(せんちゅう)に属する寄生虫のことであり猫の小腸に寄生します。その長さは3~15cm程ともいわれ、ミミズ状で白~黄白色をしています。
回虫は人間にも感染し、その症状として「嘔吐」「腹痛」「食欲不振」「下痢」など消化器系の症状が見られます。
トキソプラズマとは?
妊婦さんの場合トキソプラズマの危険性は良く挙げられますが、赤ちゃんの場合はどうなのでしょうか?
トキソプラズマ原虫の宿主は猫科の動物だけということで、赤ちゃんと猫を一緒にしてはいけないなどといわれます。
しかし、実際にトキソプラズマに感染する条件は、トキソプラズマに感染した猫ちゃんの糞便を直接口に入れた場合なのです。
また、猫ちゃんの糞便にいるトキソプラズマに感染するよりも、豚肉などの生の肉類、砂場やお庭の土、ゴキブリやハエの方が感染する可能性が高いといわれています。
赤ちゃんが間違って猫ちゃんの糞便を触って、その手を舐めたりしないように気をつけることが大切ですが、猫ちゃんがうんちをしたらすぐに片付け、その後に石鹸で丁寧に手を洗うことで防げる問題です。
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猫に回虫がいるとわかったときはどうしたらいい?
猫の嘔吐物を赤ちゃんが食べてしまった場合、中毒や回虫について気をつけなければならないことがわかりましたね?
嘔吐物に混ざっていた回虫の場合、人間に感染する可能性はきわめて稀といわれています。
ただし、赤ちゃんが猫の糞便を触った手を口に運んでしまったという場合は、感染する可能性もありますので、すみやかに小児科を受診するようにしてください。
猫ちゃんに回虫がいることがわかった場合、どうしたらいいのかをお話しします。
基本的には猫ちゃんが小さな時から、定期的に駆虫することが大切です。
それでも感染してしまったときには駆虫薬を投与する必要があります。
動物病院に連れて行く方が間違いないですが、自宅でも駆虫する方法はあります。それが寄生虫駆除剤です。
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こちらの駆除剤は「プラジクアンテル」と「エモデプシド」という二つの成分が、猫に寄生する猫回虫や瓜実条虫などのお腹の虫を徹底的に駆除します!
使い方は簡単で、猫ちゃんの首元の毛をかき分けて皮膚の上に適下するだけでOKなんです♪
お薬を使っている間は絶対に猫ちゃんを外に出さないようにしましょう!
また、おうちで駆虫したとしても一度は動物病院に連れて行き、きちんと駆虫されているのか確かめることが大切です。
猫ちゃんが細いミミズのような虫(回虫)を吐き出したり、便の中に混ざっていたりした場合はすぐに病院に連れて行く必要があります。
その時は、できるだけ回虫を捕まえて持って行くといいですが、「気持ち悪くてできない~!」という場合は、写真に撮って先生に見せるようにしてください。
猫と赤ちゃんが安全に共存するための対処法
赤ちゃんは興味のあるものは何でも舐めたり触れたりするので、猫ちゃんの嘔吐物やうんちにふれたり舐めてしまうことあるかもしれません!
猫ちゃんが嘔吐したときはすぐに処理するように心がけましょう。
また、回虫などの心配を防ぐためにも、トイレはいつも清潔にするのは当たり前ですが、うんちを片付けた後にはすぐに手洗いを徹底しましょう。
どれも基本的なことですよね!
猫ちゃんのトイレの場所は、赤ちゃんがいる部屋とは別にした方がいいでしょう。
この場合でも決して猫ちゃんを隔離するようなことはしないでくださいね!猫ちゃんが先に住んでいた場合は尚更ですよ!
赤ちゃんばかりかまっていて猫ちゃんをないがしろにすると、ストレスを感じて吐いてしまったり餌を食べなくなったりするので注意が必要です!
まとめ
赤ちゃんが猫の嘔吐物を食べてしまうなんて信じられないかもしれませんが、実際にはあるんです。
嘔吐物を食べたことで心配なのは、猫ちゃんが中毒になっていないかということが考えられますが、それ以外にもこれ!といった危険性がない場合でも、赤ちゃんがぐったりしていた場合はすぐに病院に行きましょう。
また、猫と赤ちゃんが一緒に暮らす上で心配な回虫やトキソプラズマについては、駆虫するという対処法があるので必要以上に心配したり、猫ちゃんをないがしろにしたりしないように!
神経質になりすぎず、上手に猫と赤ちゃんが一緒に暮らせる環境を作りたいものですね♪
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